実施者インタビュー
M.S.さん
7種競技に打ち込む大学時代にアキレス腱を痛め、我慢しているうちに悪化し将来への不安も募る日々。この治療で、久しぶりに痛みから解放された生活をしています。
7種競技に打ち込む学生時代にアキレス腱を痛め、大会出場をあきらめ就職もできるかと心配になり、将来やりたいことができないと悩んだ日々。
いつからどんな痛みだったのでしょうか
以前からジワジワ痛みはあったのですが、大学2年生のとき走り高跳びで痛くなりました。
少しズキッと強い痛みが左のアキレス腱におきました。
すぐに病院にいきヒヤルロン酸を打って一度休み練習を再開しました。痛くはないのですがなんとなく変だなと違和感がありました。
朝起きるとアキレス腱が痛いです。歩いたり、競技の練習など動き始めると痛さがなくなるので、治療をせず練習を続けていたら痛みの頻度が多くなり慢性化していました。
痛みがひどかったのですが、様々な治療でごまかしながら休むことはなく大学4年生になりました。そのころには、痛くて試合には出られない状態になっていました。
アキレス腱の痛みで日々の生活に困り、将来への気持ちに不安が募りました
普段歩くだけでも両方のアキレス腱が痛かったです。とくに朝起きた時や長時間あるくと痛みが強かったので、1年ちかく痛くない感覚がわからなくなるぐらい、ずっと痛いままでした。
何をするにもアキレス腱の痛みを気にしながら歩く、動く毎日でした。身体が動かすことが大好きで走りたいのに引退後も好きなことができない身体になっていました。
複数の病院へ行き痛みを治すために針、PRP、注射と治療しましたが注射の打ち過ぎで薬が効かなくなっていました。根本的な治療はなにひとつ効かなかったです。
以前のように思いっきり運動できる足に戻りたいのにこのままだとやりたいことが何もできないと将来に漠然と不安を感じました。就職先が特別支援学校の先生になる予定だったので、子供と触れ合う中でアキレス腱が痛いと仕事もできないどうしようと思っていました。
カテーテル治療をうけることを決めたときの思い
痛みで悩み困っていたので、友達がカテーテル治療を知り教えてくれました。値段が高額で両親に払ってもらうことに悩みましたが、痛くなかった自分の足に戻りたい気持ちがとても強かったです。
同じ症例の人もいたので自分にも治すことができる可能性があると思いました。長い間アキレス腱が痛い時間を過ごしていたので、痛みのない生活に戻りたかったです。戻れるならカテーテル治療をうけようと思いました。
治療後の体調と気持ちの変化について
カテーテル治療が終わって少し休めば歩けました。両方のアキレス腱を治療しましたがその日に普通に歩いて帰れたのが驚きでした。
最初の1週間は痛みがありましたが1か月後には痛みがなくなり普通にすごしていました。
3月下旬にカテーテル治療をうけウォーキングをはじめたのが5月の半ば、8月には全力ダッシュ、9月にはスパイクをはいて運動ができるぐらいに回復しました。
最終手段で望みをかけて治療してよかったと思います。どんな治療も効かなかったですがカテーテル治療は合っていました。
朝起きてアキレス腱が痛くないのがとても快適です。ひさしぶりに痛みがない日を取り戻すことができました。