研究会概要

目的

本研究会は運動器カテーテル治療に関する研究発表、知識の交換、会員及び国内外の関連学会あるいは団体との連携協力を通じて、運動器カテーテル治療の進歩、普及、啓発を図り、もって我が国の医学研究・教育、慢性疼痛疾患の治療・管理・予防に寄与することを目的とする。

理事長ご挨拶

一般社団法人運動器カテーテル治療研究会
理事長 奥野 祐次
(医療法人社団祐優会 オクノクリニック 総院長)

運動器カテーテル治療は日本で開発され、最近になって諸外国にも広まっている「関節の痛みに対するカテーテル治療」です。また、関節だけにとどまらず、「いつまでたっても治らない」という慢性的な痛みであれば身体のどの部位であっても対象になりえます。本研究会は運動器カテーテル治療の技術的な発展だけでなく、慢性疼痛を診療できる医師を育てることも目的としています。またそれを通して、運動器の慢性疼痛に対する理解や人々の治療満足度が上がることを目指しています。

2020年は人々の価値観が大きく変わる変化の年となりました。食事やレジャー、旅行やビジネスの在り方など、様々な場面で行動変容が促されています。医療機関を受診する人々の意識も変化しつつあります。関節の痛みを抱えている人にとっても同じです。これまでは頻繁に通院して回数を重ねて徐々に痛みを治療していく受診行動が多く見られましたが、これからは少ない治療回数で効果を得る方法が好まれると考えられています。そのような大きな流れの中で、少ない治療回数で長期的な効果を発揮する運動器カテーテル治療がもつ社会的な役割も大きくなるのではないかと考えています。

本研究会から社会的価値の高い多くの知見や成果、人材育成がなされることを願って研究活動を続けていく所存です。

研究会概要

名称 一般社団法人 運動器カテーテル治療研究会(TAME治療研究会)
事務局所在地 東京都港区六本木七丁目8番4号 銀嶺ビル4階