実施者インタビュー

田中舵路
Interview 02

田中舵路さん

高校一年生

テニスの強化チームにいた小学5年時のケガをきっかけに、テニスはもちろん日常生活にも支障が出ていた膝下の痛み。必死に検索して見つけたのがこの治療でした。

テニスの強化チームでテニス漬けの毎日が膝下を切り落としたいと寝られないぐらい膝の痛みで悩んだ日々でした。

いつからどんな痛みだったのでしょうか

小学5年の時にオスグッドによる剥離骨折のケガをしました。強化チームの選手だったので2週間ぐらい休みすぐに復帰しました。

膝が痛いなと感じながらもテニスの練習を続け試合をこなす毎日でした。整体には毎日、リハビリも週2回と痛みの治療を続けましたがどんどん悪化していく膝の痛みでした。他の子にくらべオスグッドが治らず、筋肉が腫れているのかなと思い練習を休めば痛みが緩和すると思っていましたが改善されることはなかったです。

2年経ちテニスがまったくできない状態になりました。

日々の生活を送るうえで困っていたこと

しゃがむことができない、階段をのぼったり坂道をくだるときが痛くて普通に足を運ぶことができない生活でした。あまりにも痛みのある生活が長かったので痛みのない足を忘れてしまいました。

テニスのコーチにはレッスンを休むと筋力が衰えるので人と違うメニューでもいいから練習は続けてほしいと言われ整体やリハビリは練習前に通い、テーピングやストレッチなどやれることはやりきっていました。整形外科へいきショックマスターもして最初は効いていましたが、最後はやりすぎで効かなくなっていました。

テニスの練習もできなくなり、痛みも消えないし気持ちが萎えはじめました。毎日不安で寝られないぐらいに悩み、このままでは気がおかしくなり精神が崩壊すると思ったので調べまくって見つけたオクノクリニックが最後の手段と思い初診予約をしました。

カテーテル治療をうけることを決めたときの思い

今まで通った整形外科は真剣に診てもらえなかったです。ひどいことをたくさん言われたので、これ以上傷つきたくないと思いました。
レントゲンには何も映らなかったので異常がない、オスグッドに違いないと決めつけ患者である私の話を聞いてもらえず痛みの原因を見つける姿勢もない先生が多かったです。

そんな診療を繰り返し心がつらい中、オクノクリニック三宮院の初診でエコーをとりながら「ここ痛いよね」と痛みを分かってもらえたときは本当にうれしかったです。話を聞いてくれる先生がいた!と思いました。

注射をうってすぐに膝が曲げやすくなったことに手ごたえを感じました。YouTube動画もたくさん見て症状があまりにも合致していたので治療は効くはずと思っていました。あらゆる治療が痛くつらかったので、膝の痛みがなくなるならカテーテル治療に対しての怖さや不安はまったくなかったです。

とにかく治したい気持ちが強くカテーテル治療をうけました。最後の頼みの綱でした。

痛みに悩んでいたころと、
治療後でご自身の将来にどういう影響をおよぼしたでしょうか

今まで病院の先生に相談しても「オスグッド」としか言ってくれない。他の原因は無いですかと質問すると勝手に診断しないでくださいと突き返されることが何回もありました。

体重の影響や筋肉をつけるといいかもと言われ、誰も痛みの原因を調べて理解してくれようとしない姿に辟易しました。治療してもよくならない現状や医師の対応に大人への不信感を持つようになりました。
いつも膝から下を切りたいと思っていました。テニスがすべてじゃないですが、テニスを一生懸命しようと思って痛い治療に向き合っていたのに、誰にでもストレスはあるからと言われ親身になってくれる人がいない生活がつらかったです。

1年早くオクノクリニックの病院を知り福岡で治してテニスをしたかったです。痛みがとれたときはウソみたいで驚きました。みんなにも知ってもらいたいと思いました。
無理やり膝を曲げた時はビクッと痛いときがあるので元の痛い足に戻ってしまうと怖く、以前のような練習量の多いテニスは控え趣味程度にとどめています。ゆっくり楽しく取りもどせていけたらと思っています。

治療後の体調や気持ちについて

カテーテル治療は他の治療と比べると痛いとは感じませんでした。完全に痛みがなくなるまで数か月かかりましたが気づいたころには痛みがなかったです。骨に異常がないかと不安でMRIもとりましたがまったく問題はなかったです。

日常生活で床に座るために片足を立てて、痛みをかばうように座っていたことも必要なくなり普通にしゃがめるようになりました。走ってもふんばっても痛くないです。

5つの病院に行っても改善が見込めなかったのですが、諦めないでほしいです。整形外科で見つけてもらえない痛みだったら、一度オクノクリニックで診てもらったらいいと思います。

病院を変えたいといったら怒る先生、診察はたったの5分、病名をこちらからいうと勝手にきめつけるなと酷いことをいう先生が多く、たくさん心が傷つきました。しかしカテーテル治療を知らないまま未だにあの痛みを抱え、寝られない毎日を過ごしていたらどうなっていただろうと思います。

ぜひみなさんに知っていただければと思いお話ししました。