論文:Effects of Transcatheter Arterial Microembolization on Persistent Trapezius Myalgia Refractory to Conservative Treatment

(発表年:2020年)

CVIR

こちらはCVIRに掲載された肩こりの患者様の治療成績をまとめた論文です。

2017年10月から2019年1月までの期間で、重度の肩こり症状に悩まされていた42名の患者様を対象としています。

痛みの部位に応じ頚横動脈、肩甲上動脈、肩甲回旋動脈に対し、イミペネムシラスタチンを用いてカテーテル治療を実施しました。重度の副作用が生じた方は一人もおらず、42名全員が安全に治療を完了しています。治療前の痛みのスコア平均が8.6で合ったのに対し、治療後半年経過時点では3.9まで減少し、症状の改善が示されました。また、治療後1ヶ月、3か月、6か月のフォローアップでも有意に症状の改善が見られています。