論文:Short-term results of transcatheter arterial embolization for abnormal neovessels in patients with adhesive capsulitis : a pilot study

(発表年:2014年)

Journal of Shoulder and Elbow Surgery

本論文は2014年に奥野がJournal of Shoulder and Elbow Surgery誌に寄稿した、五十肩の症例に対する運動器カテーテル治療の最初の報告となり、同テーマにおける深層調査のためのパイロット研究でもあります。

論文発表時には新しい治療に対する世間の懐疑心も高かったため、導入を懸念される医療機関も多いだろうと想定していましたが、本論文を出発点に日本国内だけでなく海外でも同治療を実施、効果を得られたとの報告が多数挙がっております。

五十肩の症状に限らず、慢性疼痛で悩みを抱えている方々にとっての新たな治療法として運動器カテーテル治療が徐々に普及し、お役に立てていることを大変嬉しく思います。