論文:Transcatheter Arterial Embolization Using Imipenem/Cilastatin Sodium for Tendinopathy and Enthesopathy Refractory to Nonsurgical Management

(発表年:2013年)

JVIR

2013年にJournal of Vascular and Interventional Radiology誌(アメリカの放射線医学専門誌)に掲載された奥野の論文であり、世界で初めて運動器カテーテル治療を実施し、その結果を報告しました。従来の常識に囚われず、カテーテルを用いて体内に生じた不正な血管を減少させることで病変の改善が期待できるという発想とその期待に沿う成果(安全性と有効性)を示すことが出来た研究として高い評価を得ました。

症例数が7例と規模の小さい研究報告ではあるものの、これまでに存在しなかった運動器カテーテル治療という革新的な治療の発明とその実用性を示すことが出来た大きな研究となっています。